サボテンや多肉植物の表面が茶色くなり、木のように硬くなることを「木化」と呼びます。 これは枯れているのではなく、植物が身を守るための自然な現象です。もともと厳しい乾燥地帯で育つサボテンや多肉植物は水分が必要以上に逃げていくことを避けるために、光合成できる部分を最小限にします。根元に近い部分が硬くなることで、より大きく高く育つことができるのです。
使い込んだ革や、ヴィンテージの木製家具などを彷彿とさせる深みのある質感は、時の経過によって生まれるものです。この質感の変化をともに過ごした時間と思うと、愛着が湧いてくることでしょう。 植物のエイジングをお愉しみください。
ブヨブヨしている状態は木化ではなく、水の与えすぎによって腐っている場合がありますのでご注意ください。
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