ユニークな突然変異の植物【後編】

MOLLISがセレクトする突然変異種の植物を前編・後編に分けてお届けします。
サボテンや多肉植物は、遺伝子の変異を起こして、元の植物と姿形が大きく異なる個体が生まれることがあります。それら変異種は、園芸の世界では珍品とされており、その独特な姿は古くから人々を魅了してきました。
生長点が通常の個体と異なるため、予測できない育ち方もお愉しみいただけます。

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残雪の峰(ざんせつのみね)左

高砂の翁綴化(たかさごのおきなてっか)右

 

姫金獅子(ひめきんじし)左

黄金紐綴化(おうごんちゅうてっか)右

存在感を放つ綴化4種。
「綴化(てっか)」は、通常は柱上にまっすぐ育ったり球状に丸く育つ植物が、その茎頂にある生長点に突然変異が起こり、生長点が帯状に綴れる(つづれる)ことで変形が起きた個体です。

 

 

ホリダ モンストローサ 左

ラクテア 錦綴化 接木(にしきてっか つぎき)右

「モンストローサ」は変異体という意味があり、突然変異により小さな株の集合体となった個体のことです。
「接木」とは植物の一部を切り、他の植物体に癒着させる手法。 上部の植物をより早く育てるために行う手法として知られています。

 

 

2021年10月1日〜10月31日はKINTO Store tokyoでもご紹介した突然変異の植物をお手にとってご覧いただくことができます。

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