生長の段階で枝が垂れたデロスペルマ夕波。
強く元気な株にするために、切り戻し*のケア方法をご紹介します。
*切り戻しとは
伸びすぎた茎や枝を短く切り詰めて、株の大きさ・姿を整えることです。新しい新芽へ養分をまわして生長を促す、風通しをよくして病害虫を予防する効果もあります。

葉と茎の間隔が長く間延びした状態を、徒長(とちょう)と呼びます。
夕波にとって健康的な状態は、枝が上に伸びて葉が密集した姿です。
徒長した枝は切り戻しをしてあげましょう。

切り戻しできる時期
6~8月以外の時期が理想的です。植物が弱る原因となるため、夏は避けてください。
切り戻しの方法
枝の間延びが始まっている茎の根本を切ります。ウェットティッシュなどで消毒したカッターナイフ、もしくはハサミをご使用ください。

切り戻し後のケア
切り戻し後の水やりは2~3日経ってから与えてください。 株元から新しい芽が出て株全体が大きくに生長します。
切った枝について
切った枝が徒長していない場合は、土に植えると発根し、増やすことができます。
一方で徒長した枝は、元気に育てることが難しい場合が多く、挿し芽で増やすのはあまりおすすめできません。
徒長を起こさないために
夕波は光が足りていない環境や与える水が多すぎると徒長を起こし、細く弱い枝のまま伸びてしまいます。
窓の近くに置き場所を変えたり、 ベランダや庭などで定期的に日光浴をさせるなど、 日当たり環境の良い場所に置く時間を増やしましょう。