サボテンの胴切り

生長とともに縦に長く伸びた墨烏帽子(すみえぼし)。 健やかな生長のために、サボテンの胴切り*方法をご紹介します。

 

*胴切りとは
サボテンの茎の胴部分を切ることです。細長く伸びてバランスが悪くなったときや根腐れしたときに胴を切ることで、栄養が株全体に届きやすくなり、健やかな生長を促すことができます。

 

 

胴切りの方法
一番太いところで茎を切ります。切り口から雑菌が入らないよう、ウェットティッシュなどで消毒したカッターナイフをご使用ください。小さなトゲがある場合があるので、手で支えるときは軍手などの手袋を使用することをおすすめします。切り口を充分に乾燥させるため、水は胴切りから1週間経ってから与えましょう。

 

胴切りに適した時期
梅雨の時期を避けた3~5月、7~8月に行うのが適切です。

 

切った後の茎は挿し芽をして増やすことができます。半日陰で1週間ほど乾燥させ、土に挿しましょう。

 

切り口から子株が生え、新たに生長した姿を愉しむことができます。

 

墨烏帽子
バンザイをしているようなシルエットが愛らしいサボテン。しっかり日光に当たると、表面が味わいのある黒みがかった色になり、切り口から扁平な子株が伸びていく変化を愉しむことができます。子株はとれやすいのでご注意ください。

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